富山県黒部市若栗字川端(地図)
若栗城の近くにあり、長安寺境内を囲む土塁が残っている。しかし土塁の大半は現在石積で覆われている。
城主等は不明。南西隅で発掘調査が行われ、堀と旧土塁が確認された。本来の土塁は高さ1mほどであった。
(撮影2011年11月)
長安寺の東側土塁跡と門
土塁は石垣で覆われています
門前にある案内石碑
長安寺鐘楼門。館の虎口であったのでしょう。
入母屋造りで江戸時代末期のものだそうです。
北側には土塁は無く、水路が流れています。
これが堀だったかどうかは不明。
南側の土塁。石垣で覆われています。
南西隅は発掘調査が行われた場所です。
確認された旧土塁をシートで保護しています。
この南側(道路部分)で堀跡も確認されています。
西側の土塁跡
旧土塁と現在との差が分かります