富山県富山市五福(地図)
天正13年、豊臣秀吉による越中・佐々成政攻めの際、白鳥城、安田城、大峪城と共に、街道監視の為に安養坊坂上に築かれた砦とみられる。その存在は文献上で知られてはいたが、最近まで場所の特定はされていなかった。ところが、戦国時代のかわらけが発見されたことから、付近の削平地が砦の跡と判断された模様。(撮影2014年5月)
安養坊砦の曲輪配置図(安田城関連のパンフレットより引用)
呉羽山の道路から遊歩道に入る道があります。
配置図Aの曲輪跡
西側から見たAの曲輪
Aから更に西側はなだらかに下る遊歩道があるのみ。
空堀と、奥にBの曲輪があります。
空堀の西側。堀を埋めて遊歩道を設置したのでしょう。
地形はゆるやかな斜面を描いています。
配置図Bの削平地。
これも一部遊歩道によって埋められているようです。
配置図Cの削平地
この先のD、Eは薮が酷いのでまたの機会に。