富山県の山城・城跡

小出城

富山県富山市水橋小出(地図

 現在の小出神社周辺にあったと伝えられる。
 天文14(1545)年、唐人兵庫が最初に拠ったとされ、天正9(1581)年の「小出城の戦い」では佐々成政勢と上杉景勝勢が戦った。
 発掘調査により小出神社から北へ約150mの県道周辺で内堀・外堀の跡が見つかり、神社北側隣接の水田でも堀跡が見つかった。このことから、小出神社北側、大通寺付近までの南北約270m、東西約150mの範囲が城域と推定された。(撮影2010年11月)

小出城案内板
小出神社にある小出城案内板

小出神社
小出神社

小出
小出神社にある「小出」の説明板

大通寺方向
神社から大通寺方向。
周囲は水田となっており、遺構はありません。

小出城 航空写真
航空写真(昭和50年・提供:国土画像情報 国土交通省)

小出城 堀
発掘・試掘調査で見つかった堀跡は濃い赤の部分