富山県富山市山田谷(地図)
伝承では大道城の大手門となっているが、それではあまりにも離れ過ぎ。門口の門のすぐ南で、若狭集落と大道集落に道が分かれており、この交通の要所を押さえる関所の役目を果たしていたのでは?と推測。(撮影2013年5月)
行き方については、大道城のページを見てください。
林道から尾根に上がると看板があります。
あると言っても、転がってますので注意。
北の百間馬場方向、すこし削り込んで土橋みたいになっています。
すぐに門口の門に行き着きます。
門口の門案内板
通称「門口」です。
小さく土塁と横堀を設け、切岸は高さ2,3メートルあります
上部。くぼみがあり、兵を隠せます。
真ん中を突き抜ける道は林業用として後世削られたもの。
西側から見てみます
西の端
道を南へ進むとすぐに、大道集落と若狭集落の分岐点があります。
写真右方向に登る道が若狭集落へ向かいます。
この要所を守るための関所の役割を果たしたのではないでしょうか。
尾根道は大道城へ向かいます。
大道集落への道は、やがて尾根から東方向へ下りて行きます。
この日は大道城に向けて尾根を進みました。
……ですが、このコースおすすめしません。
「大道城まであと1キロ」という道標なんてありませんでした。
門口の門(『富山県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用)