富山県富山市八尾町下笹原(地図)
神保氏の将が在城した記録があるが、詳細は不明。
尾根筋を堀切で遮断し、二つの曲輪を土橋でつなげている。一方を馬出曲輪として木橋でつなげた痕跡もあり興味深い。
道路沿いに入口の案内板が出ていて、その向かいに墓地があり車を停めれる。ただ、案内はあるものの砦に達する道はないので、結局薮をかき分けて訪城することになりますよ。(撮影2014年4月)
県道脇に入口の案内板があります。
この向かい側に墓地があり、駐車スペースがあります。
ただ、案内は入口だけで、あとはありません。
山道に沿って歩いても砦に達しませんので、
程よい位置から尾根に入りましょう。
砦の南側、尾根を遮断する堀切
東側の曲輪
東西二つの曲輪の間には深い空堀があります。
(GoogleMap ビュー)
空堀の北側に、土橋のように少し高い場所があります。
北側から見た空堀。右上が主郭になります。
奥に主郭への土橋があります。
主郭南側へ入る土橋跡
主郭へ入りましたが、薮だらけです。
主郭東側に、少しくぼんだ虎口があります。
実はこの直下に、先ほどの空堀内の高まりがあり、
佐伯氏によれば木橋を設けていたのだろう、とのこと。
(GoogleMap ビュー)
主郭の北側
雪解け後でも薮ひどいです。