富山県高岡市伏木古府(地図)
この地には古くから越中国府があった。戦国期には神保氏張が居城していたと伝わり、守山城の支城であったと思われる。天正11年に氏張が勝興寺に寄進し、現在に至る。
勝興寺の勝興寺周囲は横堀と土塁が巡っており、角には櫓台も確認できる。一部土塁・横堀が折り曲げられており、戦略的工夫も見られる。
寺院南側の離れた位置にも土塁と横堀が確認できるが、城跡との関係は明言できない。
現在建つ勝興寺本堂は江戸時代後期のもの。城跡に関する案内は特にない。(撮影2008年5月)
古国府城案内Youtube動画
2023年撮影の写真ページ
航空写真 (昭和50年・提供:国土画像情報 国土交通省)
寺院敷地内の土塁(航空写真Aの部分)
北側の土塁跡(B)。内側(寺院側)は堀になっている。
北西にある「上清水」と言われる場所(C)の土塁
西側の土塁と空堀跡(D)。奥が寺院側の土塁。
手前(外側)の土塁は散策道が作られている。
南西側の土塁跡と空堀跡(E)。
寺院南方にある土塁と空堀跡(F)
左が寺院方向。人の背丈を超えるかなりの規模。
同じく南側の土塁跡(F)。
寺院南側の土塁と空堀跡(H)。
寺院敷地内の様子(航空写真Gの部分)
寺院敷地内から見た土塁跡(G)
この土塁外側に空堀がある
勝興寺本堂