富山県砺波市庄川町庄(地図)
三条山山頂に築かれ、壇城の詰めの城とも言われる。応安2年(1369)反幕府の桃井軍が拠る千代ケ様城を、幕府方の能登勢が攻め落とした。ただ、現在の遺構は戦国期もので、石黒氏によって使用されたと推測される。
現在ハイキングコースが設けられているので訪問しやすい。
(撮影2010年5月)
千代ケ様城 遠景
千代ケ様城城郭図 (『富山県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用)
南側を走る県道から登山道があります。
近くのカーブになら駐車できます。
しっかり整備された登山道で登りやすい。
南北に走る土塁と空堀に出会います(城郭図A)
写真奥方向に竪堀があります。
東西に長い曲輪跡(城郭図B)
西端に、曲輪を囲むように低い土塁が遺っています(城郭図C)
北側にも土塁が遺っています(城郭図D)
山頂に向かいますが、結構急な登りです(城郭図E)
三角点のある山頂(城郭図F)
削平は狭く、櫓台になり得るかどうか。
主郭の西(展望台の手前)で浅く堀切ってます(城郭図G)
展望台と鉄塔がある広い主郭(城郭図H)