富山県砺波市庄川町庄(地図)
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室町期に桃井氏が立て籠もり、おそらく戦国期には石黒氏が使用したと思われる。
(撮影2010年5月)
千代ケ様城城郭図 (『富山県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用)
展望台にある案内板……飛ばされたのかな。
ふと眼下を見れば、案内板が! ひでえ!
千代ケ様城 案内板。
主郭の南方向が伐採で禿げ山になっていました。
尾根に数段の郭跡が見られます。
さて、更に東へ進みましょう(城郭図H)
主郭の東端で土塁が遺っています。
北側に竪堀が存在します(城郭図I)
竪堀と土塁のセットで通路を狭めていますね。
しばらく下ると、巨大な堀切に出会います(城郭図J)
堀切の中に、更に竪堀が存在しています。
薮状態で、写真では分かりませんね。
最東端の曲輪跡(城郭図K)
分かりにくいですが、写真中央は窪んでいます(城郭図L)
ここが城本来の虎口です。
東端の切岸。写真奥が虎口になっています(城郭図M)
ハイキングコースは、本来の導線を無視して作られていますので注意。