富山県富山市婦中町高山
前ページ(登山口、案内板、主郭)からの続き。
私が訪問した時は、かなり樹木が伐採されていたので、たぶん夏に訪問すると雑草がひどいことになっていると思われます。
(撮影2010年3月)
主郭の南側に「鐘突堂」と呼ばれる一段高い郭があります。
鐘突堂
鐘突堂の南側直下に深い堀切があります(城郭図3)
鐘突堂直下の堀切(城郭図3)
堀切から更に南に細く郭が延びています。
見た目は普通の尾根ですが、この先に堀切があります。
最南端にある堀切(城郭図2)
分かりにくいですが真ん中で土橋になっています。
写真奥に林道が見えます。このあたりまで車で来れそうです(でも悪路)。
主郭の北側下の堀切(城郭図4)
更に北側に堀切(城郭図5)
もう一つ北側に堀切があります(城郭図6)
三重の堀切で完全に南北を分断しています。何を意味するのか・・・
堀切の案内板ですが、もう役目を果たしていません。
堀切を登ると削平の甘い郭に出ます。
奥が城のシンボルである榎です。
りっぱな榎です。周囲に何も無いので吹きさらしです。
榎からの眺めは最高ですね。
「ゆの木が原」と呼ばれる郭跡(城郭図C)
ゆの木が原の郭の東側に土塁があります。
北側の切岸はとても急で、登り下りに苦労します。
ゆの木が原の北側下にある郭跡
。
さらに北側。
ここも東側に土塁が残っています。
そして更に北へ郭と堀切が存在しますが、切岸が急過ぎて行くのをやめました。
(城郭図E、7)
「町」の地名が残る田んぼ。
城下町が存在したのでしょうか。