
富山県高岡市伏木古府(地図)
 前ページからの続き。
 ここでは北側を守る土塁、御亭角の土塁など紹介しています。
 寺地の南側に「御亭角(おちんかど)」と呼ばれる遺跡があり、土塁と横堀が明瞭に遺されています。古国府城との関係は明確ではありませんが、ここは発掘調査によって16世紀の遺物が発見されています。おそらくは、土塁南側の標高の高い部分を主郭とした砦跡だったのではないかと。つまり、神保氏時代の出城はここだったのでは、という見方があります。(撮影2023年4月)
 古国府城案内Youtube動画
 2008年撮影の写真
 航空写真(Google map)

古国府城城郭図(『富山県中世城館遺跡総合調査報告書』より引用)

上清水と呼ばれる部分(城郭図9)

城郭図10の部分

藪の中ですが、横堀が存在します。

土塁の折れ部分(城郭図10の内部から)

土塁、横堀と式台門(城郭図11)

東を守る土塁跡(城郭図12)

東側を守る土塁(城郭図12)

御亭角(おちんかど)にある土塁と横堀。(城郭図13)
かなりの幅がある土塁です。写真奥が横堀

御亭角の横堀。(城郭図13)
藪ですが、2008年は綺麗に刈られていました。

勝興寺本堂(国宝)

本堂は寛政7年(1795)建立。

大広間及び式台(国宝)。

鼓堂、宝堂と本堂です。

敷地内にある越中国府の石碑